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雪の湖西線で行き交う117系車両(大津市)【四つ切りワイド】

¥5,500

雪のJR・湖西線、志賀駅〜比良駅間で撮影しました。すれ違う普通電車をとらえています。滋賀県北西部の高島市を駆け抜けてきた車両(左)の屋根には雪が多く積もっています。2022年1月1日の撮影です。この緑の117系車両は1年余り後、運用が終了しました。もう二度と撮れない鉄道写真です。

商品コード: shiga-photo-014 カテゴリー:

この写真・商品について | ホームページ制作 滋賀県「ペンタ工房」

連写せずにタイミングをとらえる

志賀駅〜比良駅間を行き交う電車を絶妙のタイミングでとらえています。そう自画自賛してもだれも否定しないでしょう。「連写したうちの一枚」と考えているかもしれません。

違います。シャッターを一回切っただけで合わせています。

私ら、フィルムカメラで育ち、スポーツ撮影も仕事に含まれていたカメラマンはシャッターが切れるまでのタイムラグが体に染み付いています。

・頭で「今だ!」と判断する
・右手の人差し指が動き出す
・カメラが反応するまでシャッターボタンを押し込む
・カメラが反応して、実際にシャッターが切れる

これに、慣れた人でも1/4秒(0.25 秒)程度かかるそうです。

野球で、ピッチャーが時速150キロの速球を投げたとします。多少の誤差を無視すると、キャッチャーミットに収まるまでに0.44秒かかる計算になります。ピッチャー・キャッチャー間のまだピッチャー寄りにあるときに「今だ!」と判断しないと、バッターが打った瞬間は撮れません。

モータードライブはプロ用の機材でも秒6コマ程度です。しかも、いわゆる”カタログスペック”ですから、実際にはもう少し遅かったでしょう。

モータードライブに頼ってしまうと、「バッターを振り始めたコマの次は、すでにほぼ振り切っている」といったことが起こります。ですから、モータードライブを使うにしても1コマ目で欲しい瞬間を狙いに行きます。

ストロボで雪を光らせる

もうひとつ、連写しなかった理由があります。撮影に使った富士フイルムのカメラの仕様で、ストロボを使うと連写できないのです。ニコンだとこのようなことはなかったので、富士フイルムなりの考え方なのでしょう。

そして、このときはストロボを使いました。

雪の粒はとってもはかない存在で、しかも流れていきます。肉眼では降雪がわかっても、そのままでは写りません。

ストロボで光らせ、一瞬を止める必要があります。しかも、クリップオン(カメラの上部に付ける)では、レンズの真ん前の雪の粒まで光ってしまい、そこから先が見えません。専用のコードを使い、1メートルほど離しています。

この緑の車体の117系電車の湖西線での運用は、この撮影から約1年後の2023年3月に終了しました。

特急サンダーバードは白い車体で、今は普通電車・快速急行も白やクリーム色の車体です。これほどには雪が映えないでしょう。

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