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デザインから文章・写真まで五種競技並みにカバーするから「ペンタ工房」

文章・写真からサイトデザイン・コーディングまでホームページ制作全般

滋賀県を拠点として、コンテンツ(文章執筆・写真撮影)までカバーするホームページ制作「ペンタ工房」にご興味をお持ちいただき、ありがとうございます。

やや長い文章になってしまいますが、自己紹介をさせていただきます。

もともとは新聞社の記者・カメラマン

ペンタ工房の主の私は日ごろは、ライター兼カメラマンとして活動しています。

周囲を見渡すと、「写真も撮れる」としているライターは多いものの、ほとんどが「カメラを持っているので……」といった素人です。

「包丁と鍋を持っているので料理ができます」とか、「カナヅチとノコギリがあるので、大工仕事もOKです」とはならないですよね。でも、なぜかライターの世界では「カメラを持っている」イコール「写真撮影の仕事もできます」になってしまうのです。

「文章と写真の両方がプロの人間はめったにいない。私はその『めったにいない』うちの一人」と自負しています。もちろん冗談半分ですが、たまに「Web界の大谷翔平。文章と写真の二刀流」と自称しています。ちなみに、全国紙で記者とカメラマンの両方での勤務経験があり、仕事の基礎はそこで覚えました。

ホームページの制作の“近代五種競技”へ

それが、サイトデザイン、コーディング(デザインをネット上で成立させるためのプログラミング言語に置き換える作業)、CMS(WordPressなどを使い、ネット上でホームページを管理すること)などにまで手を広げました。もとからのコンテンツ(文章や写真)もやめたわけではありません。

サイトデザインとコーディングぐらいならば兼業する人も珍しくありません。しかし、とくにコンテンツについては、プロレベルでほかと兼業できる人はまずはいません。ホームページ制作は5人や6人がそれぞれの技能を持ち寄って、ようやくできます。

これを1人でやるわけですから、「“二刀流”どころか、なんだかサイト制作の“近代五種競技”だな」と思いながら、1年以上かけて勉強を進めました。それで、屋号をつけるに当たり、近代五種競技(modern pentathlon)にあやかって、「ペンタ工房」としました。念のためにいえば、「penta(ペンタ)」とは「5つの」の意味です。

1人で“五種”をカバーするわけ

“五種”までカバーするのには理由があります。

当然といえばそれまでですが、ライター兼カメラマンとして納めた仕事は、「どう掲載されているか」と必ずチェックします。かなりの高い確率で、「客をなめて手を抜いたな」「ほとんど訪問者はいないだろう」「制作会社と名乗っているが、やっているやつはほぼ素人に違いない」といったホームページに行き当たります。

「トップがカリスマ経営者としてマスコミに取り上げられる企業」や「東証一部上場の製造会社」のオウンドメディア(自社で運営するサイト)も例外ではありません。

これでは、せっかく思いを込めて書いたり撮ったりした記事も、ドブに捨てるようなものです。「報酬をもらったからOK」にはできません。

自分の立場としてできる限りの意見は申し上げました。しかし、どの原稿代行業者もホームページ制作業者も聞く耳は持ちません。そもそも、文章や写真、ホームページ制作に必要な知識も持ち合わせているかどうか怪しいのが正直なところです。

「分業したって、参加する作業者はプロとは限らない。ならば、作業工程一式を自分が責任を持ってやったほうがいいだろう」

“五種”をカバーするメリットとデメリット

文章と写真だけでも両立できている人はまれなのに、サイトデザインまでとなると、「アブハチ取らずになって、いずれの作業も高いレベルではできないのでは」と懸念する人もいるかもしれません。

しかし、現実には分業しても全部が高いレベルになるのはまれです。また、そうするには、デザイナー、カメラマン、ライターだけではなく、プロデューサー、編集者など全体を取りまとめる役にも十分なスキルと経験を持った人が必要です。それぞれの立場から、「自分はこうしたい」のぶつかり合いになる可能性もありますので。

これら全部に、優秀な人を集め、それぞれの意見を調整し……となると、膨大な時間と費用が必要になります。はっきりいってしまうと、「確かに、成功するといいものができる。半面、失敗して、時間と費用が無駄になる可能性も含んでいる」といったところです。

「アニメーションなどがやたらぐるぐる動き、うっとうしいぐらいだ。まったく読みづらい」といったホームページなど、その失敗の典型例でしょう。デザインを任された人が、そこだけが自分の腕の見せ所なので、全体を考えずに頑張ってしまうのです。

ひとりで“五種”をカバーするメリットはこれらの裏返しです。「ホームページ全体のことを考えて、完成までの工程を考えることができる」「作業者同士の互いの利益や意見が対立しない」「打ち合わせなどが省略でき、その分時間も費用も節約できる」

サッカーにたとえていえば、「自陣から相手ゴール前まで行き、シュートも打つのに、『寄せ集めの5、6人でパスを回す』よりも、『自分一人でドリブル突破する』の方がいいのでは?」という話です。

文章と写真重視のホームページ作りならばペンタ工房へ

また、ホームページ制作の業者やプロデューサー、ディレクターは大半がデザインやコーディングの担当出身です。どうしてもデザイン重視になり、文章や写真までは意識が回りません。

確かにデザインが優れていると目を引きます。しかし、訪問者に納得させるのは記事内容です。つまり、文章と写真です。これが正解かどうかは、ご自身がよそのホームページを訪問したときに、どう考えるかでご判断いただければと思います。

文章と写真を中心にしたホームページ作りができるのは、新聞記者・報道カメラマン出身の私が作業するペンタ工房ならではの特徴です。もちろん、その文章と写真は、あなたの会社やお店を取材した上で執筆・撮影します。本格的な取材が大前提になっているホームページ制作はおそらくは大企業限定で、しかも、その中でも一部ではないでしょうか。

ペンタ工房ではその「本格的な取材」を中小企業や家族経営の店舗のホームページのためにやります。

工房主・柳本学(やなぎもとまなぶ)

プロフィール写真

大阪府出身。京都の国立大学史学科卒業後、最初の全国紙に取材記者として入社し、京都支局に配属される。1年半後に2社目の全国紙に移った。ここでも最初は取材記者だったが、人事異動の希望が通って写真部員(報道カメラマン)となる。以後、東京・大阪・京都・福岡などで勤務した。オウム真理教本部捜査(1995年)、阪神・淡路大震災(1997年)などの取材に参加する。また、インタビュー写真では松田聖子さん(歌手)、沢口靖子さん(女優)、稲盛和夫さん(京セラ創業者)、S・W・ホーキング博士(理論物理学者)らを撮影した。

現在は、びわ湖バレイのふもとの旧・志賀町に在住し、フリーのライター兼カメラマン、ホームページ制作者。

趣味はポタリング(自転車散歩)で、お天気が良ければ琵琶湖の周辺をのんびり走っている。

note 『元報道カメラマンの私が、準広角・中望遠の単焦点レンズ2本で取材をする理由』