滋賀県の医院・クリニック向けホームページ制作で注意すべきこと
滋賀県の医院・クリニック向けホームページ制作
医院のホームページは、
見やすいだけでは作れません
患者さんに分かりやすく伝える。同時に、誤解を招く表現を避ける。医院・クリニックのホームページ制作では、この二つを両立させる必要があります。

なぜ、医院・クリニックのサンプルサイトを作ったのか
完成画面の写真を数枚見ただけでは、情報の探しやすさや、スマートフォンでの使いやすさまでは分かりません。そこで、実際に操作できる医院・クリニック向けサンプルサイトを作りました。
患者さんが迷わない
診療時間、診療案内、初診の流れ、アクセスへすぐ移動できる構成にしています。
院長の人柄が伝わる
診療科目だけでなく、どのような考えで患者さんに向き合っているかを伝えます。
採用にも使える
看護師や医療事務スタッフへ、職場の雰囲気や院長の考えを伝えるページも用意します。

普通の広告と、医療機関の広告は同じではありません
一般的な店舗サイトで見かける表現でも、医院・クリニックのホームページでは問題になる可能性があります。

一般サイトで見かける表現
- 地域で一番
- 最高の商品
- 利用者の喜びの声
- 必ず満足できます
医療機関では確認が必要
- 比較優良広告にならないか
- 効果の保証にならないか
- 治療体験談ではないか
- 患者さんを誤認させないか
「アウトになりやすい表現」と「書き換え例」
まずは、特に分かりやすい例を図解形式で見てみましょう。

1.比較・優良性を強調する表現
「一番」「最高水準」など、ほかの医療機関より優れている印象を与える表現です。
| 危険な原稿 | 理由 | 書き換え後 |
|---|---|---|
| 地域で一番信頼されるクリニックです | 客観的な根拠のない比較表現と受け取られる可能性があります。 | 地域の皆さまが相談しやすい診療所を目指しています |
| 最新・最高水準の治療です | 優位性を強調しており、客観的な根拠が必要になります。 | 当院で行っている治療方法と設備についてご説明します |
危険な原稿
理由
書き換え後
危険な原稿
理由
書き換え後
2.効果や安全性を断定する表現
治療効果や痛み、副作用について、例外がないように断定する表現です。
| 危険な原稿 | 理由 | 書き換え後 |
|---|---|---|
| 必ず治ります | 治療効果を保証しているように受け取られる可能性があります。 | 症状や検査結果を確認し、治療方針をご説明します |
| 絶対に痛くありません | 痛みの感じ方には個人差があり、断定は誤認につながります。 | 痛みに配慮しながら診療を行います |
| 副作用はありません | リスクや副作用が全くないと断定する表現になっています。 | 主なリスクや副作用として○○があります |
危険な原稿
理由
書き換え後
危険な原稿
理由
書き換え後
危険な原稿
理由
書き換え後
3.患者さんの体験談を利用する表現
患者さんの主観的な感想によって、治療効果を強く印象づける表現です。
| 危険な原稿 | 理由 | 代わりに伝える内容 |
|---|---|---|
| 患者さんから「人生が変わった」と喜ばれています | 治療内容や効果に関する体験談として受け取られ、誤認を招くおそれがあります。 | 診療内容や治療方針を、医院側の言葉で説明します |
危険な原稿
理由
代わりに伝える内容
医師の話を、そのまま載せるのではありません
医師の説明には専門用語が含まれます。一方、簡単にしすぎると意味が変わる場合があります。取材で確認し、患者さんにも伝わる文章へ整理します。

写真補正と、治療結果の誇張は別物です
院内写真を自然な明るさにする補正と、治療結果を実際以上に見せる加工は同じではありません。

見やすくするための補正
- 院内写真の色かぶりを整える
- 暗い写真を自然な明るさにする
- 水平や構図を整える
- 実際の院内の印象へ近づける
誤解を招く可能性がある加工
- 治療効果を実際以上に見せる
- 肌や症状を過度に変える
- 撮影条件の違う写真を比較する
- リスクや個人差を示さない
柳本学は、m3.comで医療関係の記事を執筆してきました
医療従事者向け専門サイトで医師へのインタビュー記事などを執筆してきた経験を、医院・クリニックのホームページ制作にも生かします。

m3.comでの執筆記事一覧を見る
※執筆名:山部彰一/閲覧にはm3.comのアカウントが必要です
医師の話を理解し、患者さんへ伝わる形へ整理します
医療記事の執筆経験は、医療用語を勝手に単純化せず、話の意味を保ちながら読みやすく整えるために役立ちます。
ただし、m3.comでの執筆経験だけを根拠に、法的判断を保証するものではありません。医療広告ガイドラインなどを確認し、必要に応じて医院側や専門家にも確認をお願いします。
取材・文章・写真・WordPressまで、一人でつなげます
取材と文章はライター、写真はカメラマン、制作はWeb会社という分業では、同じ説明を何度も繰り返したり、情報が途中で抜けたりする場合があります。

このサンプルサイトで実践したこと
- 実在する医院と誤認されないよう、制作サンプルであると明記する
- 診療時間や休診情報を探しやすい場所に配置する
- 診療案内と初診の流れを分けて掲載する
- 治療効果を保証するような表現を使わない
- 患者さんの治療体験談を掲載しない
- 「地域一番」「最高」などの比較表現を避ける
- 患者向け情報と採用情報を分けて設計する
- 実制作時に院長・スタッフ・院内を撮影できる構成にする
- 施設基準などの更新情報を追加できるようにする
- パソコンとスマートフォンの両方で読みやすくする
よくある質問
医院側で原稿を全部用意する必要がありますか?
必要ありません。院長や担当者への取材を基に、ペンタ工房で原稿を作成できます。パンフレットや院内掲示があれば、資料として確認します。
医療広告ガイドラインへの適合を保証してもらえますか?
ガイドラインなどの資料を確認しながら制作しますが、法律上の最終判断を保証するものではありません。診療内容や掲載情報については、医院側での確認もお願いします。
写真撮影も依頼できますか?
対応できます。院長、スタッフ、外観、院内、設備などを撮影し、色調整や構図の補正まで行います。
滋賀県以外の医院でも依頼できますか?
取材や撮影を伴う場合は、滋賀県を中心に関西・北陸などもご相談ください。原稿作成や既存サイトの改善など、オンラインで対応できる内容もあります。
- 厚生労働省「医療法における病院等の広告規制について」
- 医療広告ガイドラインおよびQ&A
- 医療広告規制におけるウェブサイト等の事例解説書
- 診療報酬改定や施設基準に関する資料
医院の特徴を聞くところから始めます
「何を載せればよいか分からない」「今の文章が問題ないか心配」「文章も写真もまとめて任せたい」という段階からご相談ください。