わずかのアドバイスでここまで撮り方が変わる〜「インタビュー写真撮影レクチャーIN京都」の参加者の作品
2024年5月26日、JR京都駅近くの貸し会議室で、「インタビュー写真撮影レクチャーIN京都」を開きました。
X(旧・Twitter)での募集に応じ、参加してくれたのは…
……の4人です。
特にたなかさんは東京からのとんぼ返りで、このレクチャーだけのために京都まで来てくれました。
目次
Before(レクチャーを受ける前)の撮影分
事前に、2つ3つ課題を出しました。「インタビュー写真」「テーブルフォト(白いお皿に白系統のケーキを載せる)」などです。
今の時代、スマホで写真を始める人が大半です。「撮りたい写真を撮るには、カメラを設定・操作しないといけない」と気がついていない人も少なくありません。
正直にいって、いずれも「うまく行かない」と思わせる、ちょっと意地の悪い狙いです。
たなかさんが出してくれた、インタビュー写真を3枚、アップしておきます。いわば、「Before」というわけです。
参加者がレクチャーの中で撮った写真
以下は、参加者4人が撮った写真です。
会場は「貸し会議室」といいながら、元は一般のマンションです。狭い上に、片づける時間がとれなかったので、背後が散らかっているのはご承知ください。
また、元の撮影データに対し、柳本がトリミングや色調補正などのレタッチを行っています。
ライター講師たなかさんの撮影分
澤 優歌さんの撮影分
RINOさんの撮影分
鶴野ふみさんの撮影分
レクチャー内の撮影で気をつけてもらった点
どういった内容のレクチャーになるかは、直前にこのサイト内の記事にしていました。
ポイントは3つです。
①「撮るのが楽だから」といって、じっとしているところをでシャッターを切らない。「表情が出た瞬間」や「手を顔の前に持ってくるなど動きが出た瞬間」を狙う。
②「日の丸構図」にしない。
※「日の丸構図」とは、「♪白地に赤く」の「赤部分(全体の真ん中)」に最重要な部分を持ってくる構図をいう。人物写真の場合、最重要は「顔」だろう。これをやると頭上と左右がスカスカの写真ができる。
③その場の光のコンディションはそのまま使わない。チェックして、光のコンディションが悪ければ、ストロボや撮影用LEDを使う。
レクチャーの前半では、私が用意した撮影用LEDの下で撮影し、特に①と②に注意してもらいました。後半では③のストロボや撮影用LEDを自分で使う方法を練習してもらいました。
結果は、参加者のみなさんが実際に撮った写真でご確認ください。
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